日本で活躍した戦国武将「真田信之」キャラクター。
何事も 移ればかわる 世の中を 夢なりけりと 思いざりけり
信濃上田藩の初代藩主。後に信濃松代藩の初代藩主となる。
真田昌幸の長男であり、真田幸村の兄である。
徳川家康の命により徳川四天王である本多忠勝の娘、小松姫を室に迎えている。
「表裏比興の者」と称された父昌幸、「日本一の兵」と伝説化された弟幸村に比べ存在の薄い信之公であるが、実際に明治まで続く上田藩(松代藩)を世に残しその基盤を固めたのは信之公である。父や弟になんらひけをとらない業績をもっているのである。
関ヶ原の合戦において父と弟と敵同士に別れる「犬伏の別れ」に見られるように、親子でめぐらしたお家存続の謀略もあったが、長く昌幸の片腕として活躍し、北条、徳川、上杉を相手取り真田家を守り抜くほどの実力をもつ信之公だからこそ存続できたと言えるであろう。
当時としては珍しく93歳という長命であり、戦後の幕府内では一目置かれる存在であった。