日本で活躍した戦国武将「龍造寺隆信」キャラクター。
分別も久しくすればねまる
ねまるとは「(ものが)腐る」といった意味。熟慮も過ぎると期を逃してしまうことがある、ここぞという時は迅速な決断力が必要である、という意味。
肥前国の戦国大名。大友氏との抗争に勝利して後、九州における一大勢力を築き上げ、島津氏と並ぶ程に伸し上がって九州三強の一人として称されるようになる。
隆信公は武勇に長け「肥前の熊」と異名をとるほどであった。しかし武勇一辺倒だけの武将でないことは、どん底のスタートから九州五カ国を制覇する巨大勢力を築き上げた事で明白である。
肥前統一後隠居してからは酒色に溺れるようになり、重臣の鍋島直茂まで政務から遠ざけてしまった。最後は、沖田畷の戦いにて島津家久に大敗を期し、自信も56歳の生涯を閉じる事になる。