日本で活躍した戦国武将「徳川家康」キャラクター。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。 不自由を常と思へば不足なく心に望みおこらば 困窮したる時を思い出すべし。 堪忍は無事長久の基。怒は敵と思へ。 勝つ事ばかりを知って負くる事を知らざれば 害その身に至る。 おのれを責めて人を責むるな。 及ばざるは過ぎたるより優れり。
応仁の乱以降100年以上続いた戦乱に終止符を打ち264年間続く江戸幕府を開府した天下人。
そんな家康公の人生はまさに忍従であった。幼少のころは今川氏や織田氏の人質としてすごすことを余儀なくされ、桶狭間の戦い後混乱に乗じて独立した後も、織田信長の盟友として版図を広げていくが、過酷な同盟条件を忍の一字で耐えしのいだ。
豊臣政権に臣従した後も静かに情勢を見守りつつ、力を蓄えていった。秀吉の死後、関ヶ原の戦いに勝利し江戸幕府を開いた。
過酷な条件の中を耐えに耐え、ついには天下を手中に収めた忍耐の人なのである。